「にららん」とは

NPO法人にららんとは?山梨県韮崎市で活動する、わたしたちの想いや、経緯などをご紹介します。

想い

わが国はいま、歴史上類をみない「コロナ禍」「無縁社会」という問題を抱えています。韮崎市においてもまた、それは同様です。少子高齢化、いじめ、自己肯定感の低さ、貧困の増加など、子ども達が置かれている状況が社会問題化しており、すべての子どもが心身ともに安全、安心、豊かに暮らしていくことが困難となっています。子ども達は誰しも他者の助けが必要であり、地域で自分らしく生活するためには、支える人が必要です。これまでの日本では主として家族がその役割を担ってきましたが、核家族の増加、共働きの家庭の増加、一人養育者の増加により、もはや家族など血縁関係だけに頼ることが困難になってきています。また、無縁社会といわれる今日では近隣住民で助け合いながら子どもを育てるという従来の文化も十分に機能しているとは言えません。

われわれはこのような現状を踏まえ、健康で文化的に、かつ、豊かに育つという環境に恵まれない子ども達の生きづらさを和らげ、孤独と孤立を防ぎ、住み慣れた地域で安心して生活し続けることができる社会を実現したいと考えております。そのような社会を実現するために、韮崎市内の子どもに対して、食事、学習指導、居場所の提供等に関する事業を行い、子ども及び養育者の孤独と不安の解消に寄与することを目的として当法人を立ち上げ、地域の福祉の向上に寄与いたします。

韮崎市内の企業、団体、市民にも協力を仰ぎ、地域の力で子ども達の健全な育成と、養育者への支援を行い、ゆくゆくは他市町村のモデルケースとなるような活動を行います。地域の力でSDGsのうち、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」「質の高い教育をみんなに」「つくる責任つかう責任」の達成を目指します。
また、最終的には自走可能な法人として運営すべく経営努力いたします。
人が助け合い、見守り合う環を、広く、強く、大きく、社会に根付かせるため、理念・想いを共有できる多くの方々が参加できる特定非営利活動法人です。

NPO法人にららんの目指すSDGs

沿革

年月内容
平成30年10月地元有志で、韮崎市における子ども及び養育者に支援活動が必要!との声が上がる
令和元年6月「にららん♪食堂」として子ども食堂活動を始める
令和3年12月準備委員会を設立し、NPO法人化の準備を開始する
令和4年4月設立総会を開催する
令和4年6月NPO法人として認可される
NPO法人にららんの沿革
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